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発表日:2021年5月8日13時

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県政ニュース

狭山市内でカラスの複数の死亡事例がありました

部局名:環境部
課所名:みどり自然課
担当名:野生生物担当
担当者名:河津・森田

内線電話番号:3143
直通電話番号:048-830-3143
Email:a3140-09@pref.saitama.lg.jp

令和3年4月26日(月曜日)、4月28日(水曜日)及び5月7日(金曜日)に、狭山市内でカラスが死んでいるとの通報を受けました。

原因特定のため、死亡したカラス14羽のうち回収した12羽について、鳥インフルエンザ検査を実施したところ、結果は陰性でした。

更に化学物質検査を実施したところ、有機リン化合物「シアノホス」が検出されました。検出された「シアノホス」とカラスの死亡との因果関係は不明です。

発生概要

(1)通報年月日

令和3年4月26日(月曜日)、令和3年4月28日(水曜日)、令和3年5月7日(金曜日)

(2)発生場所

狭山市(新狭山地内、東三ツ木地内)

(3)発生状況

  • 4月26日(月曜日)

狭山市から西部環境管理事務所へ通報

西部環境管理事務所が現地を確認し、カラス4羽の死亡を確認、全ての死骸を回収

  • 4月28日(水曜日)

狭山市から西部環境管理事務所へ通報

西部環境管理事務所が現地を確認し、カラス4羽の死亡を確認、うち2羽の死骸を回収(2羽は処分済みで回収できず)

  • 5月7日(金曜日)

狭山市から西部環境管理事務所へ通報

西部環境管理事務所が現地を確認し、カラス6羽の死亡を確認、全ての死骸を回収

検査結果

4月26日から5月7日にかけて回収したカラス12羽について、鳥インフルエンザ簡易検査及び胃内容物等についての化学物質検査を実施した。

(1)鳥インフルエンザ簡易検査

12羽全て陰性

(2)化学物質検査

12羽全てから「シアノホス」を検出

今後の対応

(1)野鳥の死骸を見つけても素手で触らないように注意喚起します。

(2)周辺のパトロールを強化します。

(3)農薬の適切な保管・管理及び使用について周知徹底します。

参考

シアノホスとは

有機リン化合物で殺虫剤として使用される薬剤。

問合せ先

環境部みどり自然課(全般について)

野生生物担当河津・森田

内線3143

外線048-830-3143

環境科学国際センター(化学物質検査について)

化学物質・環境放射能担当大塚

直通 0480-73-8372

農林部農産物安全課(農薬について)

農薬・植物防疫担当齋藤

内線4053

外線048-830-4053

報道発表資料(ダウンロードファイル)

狭山市内でカラスの複数死亡事例がありました(PDF:159KB)(別ウィンドウで開きます)

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