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掲載日:2022年12月5日

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令和4年度国民保護実動訓練の実施結果について(富士見市)

緊急対処事態(大規模テロ等)に備え、県、市及び関係機関相互の連携や対処能力の向上を図るとともに、県民の皆さまに国民保護制度の普及を図るため、実動訓練を実施しました。

1 概要

(1)実施日時

令和4年11月10日(木曜日)13時30分~15時30分

(2)実施場所

富士見市立市民総合体育館、文化の杜公園等

(3) 参加機関

埼玉県(主催)、富士見市(共催)、埼玉県警察(警察本部、機動隊、東入間警察署)、入間東部地区事務組合消防本部、陸上自衛隊第32普通科連隊、日本赤十字社埼玉県支部、さいたま赤十字病院、国立病院機構埼玉病院、埼玉医科大学総合医療センター、地元町会ほか

(4)参加者数

426名

(5)訓練想定

富士見市市民総合体育館でスポーツイベントが開催されるなか、化学剤(塩素ガス)を用いたテロが発生する。
被災者の救出・救助が行われる中、会場近隣で不審物(爆発物)が発見される。

(6) 訓練内容

  • 体育館でのイベント開催中に化学剤が散布されたという想定に基づき、観客の避難や救護、除染やトリアージ等の訓練を実施。
  • 救護活動中に近隣において爆発物が発見されたという想定に基づき、不審物の検索や爆発物処理の訓練を実施。
  • 防災ヘリコプターによる重症者の航空搬送訓練を実施。

2 今回の訓練の特徴

(1)平成30年度以来、4年ぶりの国民保護実働訓練の開催となりました。

(2)入間東部地区事務組合消防本部管内では初の開催です。

(3)警備犬による爆発物の検索や埼玉DMAT看護師の防災ヘリへの同乗等、実戦的な内容を盛り込みました。

3 訓練の様子

埼玉県・富士見市国民保護実動訓練風景

発災

発災(化学剤散布)

発災現場

発災現場で倒れる人

退避誘導

施設管理者による退避誘導

倒れる人

退避中に倒れる人

消防の誘導に従う人

消防による誘導

消防による救助活動

消防による救助活動(ウォームゾーン)

消防による救助活動

消防による救助活動(ホットゾーン)

実行犯の確保

県警による実行犯の確保

証拠品等の採取

県警による証拠品等の採取

自衛隊

自衛隊による情報収集

消防現場指揮本部

消防現場指揮本部の状況

除染

消防による被災者の除染

救護所

救護所の状況

埼玉DMAT

埼玉DMATによる救護活動

救急車

救急車による被災者の搬送

防災ヘリコプター

防災ヘリコプターによる被災者の搬送

日本赤十字社

こころのケアチームによるカウンセリング

現地調整所

現地調整所の状況

警備犬

警備犬による爆発物検索

爆発物処理

県警機動隊による爆発物処理1

爆発物処理

県警機動隊による爆発物処理2

 

国民保護とは

  • 武力攻撃事態やテロ攻撃から国民の生命、身体及び財産を保護し、国民生活等に及ぼす影響を最小にするため、国、自衛隊、警察、消防、自治体等が連携し、国民の生命と財産を守ることです。
  • 国民保護法は、平成16年6月14日に成立し、県の責務(国民の避難や救援の実施)が定められています。
  • 県では、円滑に国民保護措置を実施できるよう、平成18年1月に国民保護に関する埼玉県計画を作成しています。

緊急対処事態とは

  • 武力攻撃(我が国に対する外部からの組織的・計画的な武力の行使をいう。)に準じる手段を用いて多数の人を殺傷する行為が発生した事態又はそのような行為が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至った事態で、国家として緊急に対処することが必要なものをいいます。

お問い合わせ

危機管理防災部 危機管理課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 危機管理防災センター2階

ファックス:048-830-8129

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