住宅対象侵入窃盗対策
主な手口や特徴
- 主な手口は、「空き巣」、「忍込み」、「居空き」です。
- 空き巣…家人が不在の住宅に侵入する
- 忍込み…家人が就寝した頃を見計らって侵入する
- 居空き…家人が在宅中、昼寝や食事をしている隙に侵入する
- 住宅対象侵入窃盗のうち6割以上が空き巣です。
- 約6割が窓からの侵入です。
- 施錠していない玄関や窓からの侵入が約3割です。
- 現金のほか、貴金属やパソコンなどの換金可能なもの、健康保険証やパスポートなども狙われます。
- 被害にあうと、大切な財産を失うだけでなく、精神的にも「見知らぬ者が自宅に侵入した」という大きなショックを受けることになります。
狙われやすい住宅・環境
- 道路から見えにくい位置に出入り口や窓がある。
- 高い塀や植木などにより道路からの死角が多い。
- 公園や駐車場など、誰もが自由に出入りできる場所に面している。
- 道路と敷地に仕切りがなく、容易に敷地内に入れる。
- 住宅のベランダが、塀などから近く、2階に容易に上がれる。
- 敷地内に2階への足場となる脚立などが見える場所に置かれている。
- ご近所づきあいがない。
- 夜間になっても洗濯物が干したままで不在だと分かる状況にある。
被害を防ぐためには
1 侵入を防ぐために
- 在宅時・不在時を問わず、ドアや窓の鍵をきちんとかけましょう。
- ゴミ出しなどのわずかな時間でも鍵をかけましょう。
- ひとつのドアや窓に補助錠など鍵をふたつ以上取り付けましょう(ワンドア・ツーロック)。
- 窓は、防犯ガラスにするか、防犯フィルムを貼り付けたり、頑丈な面格子を取り付けたりしましょう。
- 防犯カメラ、防犯アラーム、センサーライト等を利用しましょう。
- エアコンの室外機など侵入の足がかりとなる部分には、フラワーポットを置くなどの工夫をしましょう。
- 家の周囲の整理整頓に努め、侵入の足がかりとなるもの(空き箱など)を放置しないようにしましょう。
- 庭に防犯砂利を敷くと、歩くたびに音が出るので、防犯に効果的です。
2 留守と分からないようにするために
- 外出時は、明かりをつけておくか、電源タイマーを利用しましょう。
- 旅行などの時は、新聞や郵便物を止めてもらいましょう。
3 周囲からの見通しの改善を
- 泥棒が身を隠せないよう、塀や植栽などは見通しがきくように工夫しましょう。
4 貴重品の保管に工夫を
- 多額の現金を家に置かないようにしましょう。
- 通帳や貴金属などだけでなく、マイナンバーカード、パスポートや健康保険証なども保管場所を工夫しましょう。
5 近隣との連携を
- ご近所同士、あいさつをしましょう。
- 旅行などの時は、ご近所に声をかけて出かけましょう。
→ 身近な犯罪対策については、埼玉県警察本部ホームページ(ホーム>暮らしの安全)も併せてご覧ください。