自転車盗・オートバイ盗対策
主な手口や特徴
- 刑法犯認知件数のうち、約3割が自転車盗です。
- 盗まれた自転車の約6割が無施錠です。
- 盗まれたオートバイの約3割は、鍵を差したまま車両を離れた際に被害にあっています。
- 自転車盗の約4割、オートバイ盗の約7割が戸建・集合住宅敷地内で発生しています。
- 「ちょっとそこまで借りるだけ」といった単純な動機から安易に行われやすい犯罪です。
被害を防ぐためには
- 自宅に駐輪する時も必ず施錠しましょう。
- コンビニでの買い物など、わずかな時間でも必ず施錠しましょう。
- オートバイはハンドルロックをしっかりかけましょう。
- 施錠する時はツーロックにするとより効果的です。
- 明るく見通しが良い、管理人がいる、防犯カメラやセンサーライト等の防犯機器が整備されているなど、管理の行き届いた駐輪場を選びま
しょう。
- 自転車を所有した時は必ず防犯登録を、オートバイを所有した時は二輪車防犯登録をしましょう。
防犯登録は、盗難被害にあった時の早期発見、発見された場合の返還等に活用されます。
多発している自転車盗対策
埼玉県では、自転車盗の被害が多発していています。自転車盗は、誰にでも起こりうる身近な犯罪です。対策を実践して、あなたの大切な自転車を守りましょう!
- ※放置自転車などが多い地域は、犯罪者に目をつけられやすい地域でもあります。
- ※※防犯登録は、「自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律」により義務付けられています。
- ※「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例」により、自転車利用者は防犯登録や盗難防止のための施錠に努めることになっています。また、自転車保険の加入義務があります。
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自転車盗被害発生状況
埼玉県内では、令和5年(1~12月)中に自転車の盗難被害件数が13,622件発生しました。
- 平均すると1日に約37台の自転車が埼玉県内で盗まれている計算です。
- 埼玉県内の刑法犯認知件数49,653件のうち自転車盗が約3割を占めています。
被害に遭わないための2つのポイント!
その1:どこでもカギかけ!
- 「自宅の敷地内だから」と安心せずに、必ずカギをかけるようにしましょう。
- 路上放置や違法駐車している自転車は狙われやすくなります。管理人がいる、明るく見通しがよい、防犯カメラ・センサーライトが設置されているなど、できるだけ管理の行き届いた駐輪場を選ぶようにしましょう。
その2:ツーロックで効果2倍!
- 自転車にはじめから付属しているカギに加えて、ワイヤーロック等で2重に施錠しましょう。
- カギを2重にかけることで、自転車が盗まれにくくなります。ワイヤーロックを柱などの固形物に固定すると、より効果的です。
自転車盗は犯罪です
- 自転車を盗んだ場合は「窃盗罪」となり、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科せられます。
- 放置自転車などを勝手に持っていった場合は「占有離脱物横領罪」となり、1年以下の懲役又は10万円以下の罰金若しくは科料が科せられます。
- 罪を犯せば、家族・友人など大切な人たちに迷惑や心配をかけることになります。
- 「ちょっとそこまで借りるだけ」と、軽い気持ちで他人の自転車に乗るのはやめましょう。