トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2021年度 > 2022年1月 > 「令和3年度埼玉県荻野吟子賞」受賞者を決定しました-2月7日(月曜日)表彰式-
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発表日:2022年1月18日14時
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部局名:県民生活部
課所名:男女共同参画課
担当名:推進・DV対策担当
担当者名:鹿山、柿元
内線電話番号:2927
直通電話番号:048-830-2927
Email:a2920-03@pref.saitama.lg.jp
本県では、日本最初の公認女性医師となった荻野吟子の不屈の精神を受け継ぎ、男女共同参画社会の実現に向け先駆的な活動を行った個人・団体や事業所に「埼玉県荻野吟子賞」を贈っています。
このたび、「令和3年度埼玉県荻野吟子賞」の受賞者(個人2名、1団体、2事業所)を決定しました。
表彰式は2月7日(月曜日)に埼玉県知事公館で行います。当日は、知事から各受賞者に表彰状と副賞を授与します。
佐藤 麻里子(さとう まりこ)
(有)佐藤酒造店杜氏。大学在学中に、彩の国酒造り学校で酒造りを学び、平成27年に実家である(有)佐藤酒造店に入社。酒造りは男性が行うものという考えが強い酒造業界において、県内初の女性杜氏となり酒造りの責任者として蔵人を率いる。2019年、2020年には全国燗酒コンテストで金賞を受賞。
日本酒需要が低迷する中、女性や若い世代のニーズに応える酒造りに取り組み、自ら新商品の開発やデザインも手掛ける。(越生町在住)
サイタマ・レディース経営者クラブ
女性経営者異業種交流団体。県が実施した「レディース・トップ・スクール」の修了生が集い、昭和62年に設立。都道府県レベルとしては全国初の女性経営者・幹部による異業種交流グループ。
女性経営者・起業家育成に向け、勉強会や講演会、異業種交流を実施し、女性活躍を推進。
若い世代の育成にも尽力し、県内大学の「ダイバーシティ」を学ぶ講義や県内高校の経営を学ぶ授業への協力を行っている。 (越谷市)
山守 瑠奈(やまもり るな)
京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所 助教。海洋生物の生態・環境保全を研究。
女性の少ないフィールド科学分野において先駆的な研究に取り組み、多数の功績を収めている。(2020年度日本学術振興会育志賞、2021年度日本ベントス学会奨励賞など)
中高生に対し、性別を問わずフィールド科学分野に興味を持ってもらえるよう、出前授業や講演・交流会等に積極的に参加している。(朝霞市出身)
有限会社福祉ネットワークさくら(さいたま市浦和区)
福祉サービス事業。子供が小さいうちは非常勤パートとして、子供の手が離れたら再び正社員に、そして管理職といった働き方が可能。柔軟な働き方制度の導入は、ライフステージの変化による離職を防いでいる。
業務上必要な資格取得に係る受講料も会社が負担。女性のための多くの取組が今では男性にとっても活用しやすい制度となり、男女ともに働きやすい職場環境を提供している。
株式会社矢口造園(北本市)
造園土木工事業、公園管理。女性の少ない造園業界において、女性が働きやすい職場環境づくりに取り組み、女性の新規採用や正社員登用に繋げている。
独自の業務管理システムを導入し、業務の効率化を図り残業時間を大幅に削減するなど仕事と家庭の両立を支援。また、家庭の事情に応じて柔軟な勤務時間も設定が可能。業界で必要な資格を会社負担で取得でき、女性社員が多くの資格を得て現場で活躍している。
(1)日時 令和4年2月7日(月曜日) 午後2時から3時まで
(2)会場 埼玉県知事公館 大会議室
【選考方法】埼玉県荻野吟子賞選考委員会での審査を経て、埼玉県知事が決定
【選考委員会】神尾真知子座長(日本大学法学部特任教授)ほか7名
※ 「埼玉県荻野吟子賞」は、これまでの「さいたま輝き荻野吟子賞」(平成17年度創設)から個人・団体部門について対象を見直し、名称変更しました。