トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2021年度 > 2021年12月 > 令和3年度「下總皖一音楽賞」の受賞者を決定しました―埼玉県ゆかりのプロの音楽家を表彰 ―
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発表日:2021年12月24日11時
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部局名:県民生活部
課所名:文化振興課
担当名:文化振興担当
担当者名:小暮・田淵
内線電話番号:2887
直通電話番号:048-830-2887
Email:a2875-04@pref.saitama.lg.jp
日本近代音楽の基礎を作ったといわれる埼玉県加須市出身の偉人、下總 皖一(しもおさ かんいち)。
その精神を受け継ぐ音楽家を表彰する「下總皖一音楽賞」の受賞者を決定しました。
今年度の受賞者は、「音楽文化発信部門」がさいたま市在住でピアニストの小倉 貴久子(おぐら きくこ)氏、
「音楽文化貢献部門」が越谷市在住でオペラ演出家の直井 研二(なおい けんじ)氏です。
小倉 貴久子 氏
ピアニスト
【本県ゆかり】さいたま市在住
【受賞理由】
古楽器のフォルテピアノを用いたピアニストとして、国内外で活躍している。
主催公演を100回以上開催、CDを50タイトル以上リリースするなど、フォルテピアノによる演奏活動を数多く行っている。
2018年からは、埼玉県で「フォルテピアノ・アカデミーSACLA」と称する音楽祭を主宰し、県内から音楽を発信している。
※フォルテピアノ…現代ピアノのルーツとなる18世紀から19世紀前半頃のピアノの総称。
直井 研二 氏
オペラ演出家
【本県ゆかり】越谷市在住
【受賞理由】
NPO法人オペラ彩の演出家として、和光市を拠点に30作品以上のオペラの演出に携わる。
演出家として、オペラ彩を成長させるとともに、東京藝術大学他で直井氏の演出指導を受けた
声楽家が国内外で活躍するなど後進の育成に力を尽くしている。
令和4年2月3日(木曜日)14時10分から14時40分まで
知事公館 中会議室
※今後の新型コロナウイルスの感染拡大状況により、変更する場合があります。
【創設】平成24年度(10回目)
【対象】本県ゆかりのプロの音楽家
【部門】
音楽文化発信部門
国内外で幅広く活躍され、今後、更なる活躍が期待できる方
音楽文化貢献部門
長年にわたり、本県の音楽文化の向上に貢献されている方
【選考方法】下總皖一音楽賞選考委員会での審査を経て、埼玉県知事が決定
【選考委員会】金山茂人委員長((公社)日本演奏連盟常任理事)他5名
【過去の受賞者】埼玉県ホームページをご覧ください。 http://www.pref.saitama.lg.jp/a0305/ongakusyou/
加須市出身の偉人。全国に知られた「たなばたさま」「花火」「野菊」などの童謡・唱歌をはじめ、
日本各地の校歌、合唱曲、器楽曲、協奏曲、邦楽曲など多岐にわたる作曲を行い、その数は2,000とも3,000ともいわれている。
『和声学』『作曲法』などの著作で音楽理論を確立、東京藝術大学で音楽学部長を務め、数多くの素晴らしい音楽家を育てるなど、
「作曲家」「音楽理論家」「音楽教育家」として日本近代音楽の基礎を作った。