令和6年度に寄せられた提案の紹介（11月）

カスタマーハラスメント防止条例の制定について

　東京都が先行してカスハラ防止条例を制定しました。埼玉県においても制定して頂けるのでしょうか。先日行きつけの中華屋さんで、店員さんが美味しい料理を作ってくださったのですが、提供時間が15分ほどかかっていました。私はあまり気になりませんでしたが、それに対して文句を付けている人もいました。正直、今はどこも人不足ですし、作り立てを出してくれるので時間がかかるのは仕方がないと思っています。今後、人手不足から起こるサービスの低下は増加すると思います。おもてなすという余裕がないのです。
　是非埼玉県もこれに続いて、カスハラ防止条例を制定していただきたいです。美味しいお店がなくなったり、雰囲気が悪くなると美味しいご飯も不味くなるので…お願いします。

知事の返事

　東京都がカスタマーハラスメント防止条例を制定したが、埼玉県でも同様に条例制定をしてほしいとのお話をいただきました。
　カスタマーハラスメントは働く人の安全を脅かす重大な人権侵害であるとともに、事業活動へも影響を及ぼすものであり、その防止は社会全体で取り組むべき課題であると認識しています。
　国においては、現在、カスタマーハラスメントに関する法整備に向けた動きがありますので、まずは国の動向を注視しつつ、法整備がされた際には、県も協力し広く周知を行ってまいります。
　また、県としても、業界団体や有識者等の意見を聴きながら、条例制定も視野に入れ、カスタマーハラスメントに対する総合的な取組を検討してまいります。
　時節柄、どうぞご自愛ください。