令和3年度埼玉県政世論調査結果（中間報告・速報）

県では、生活意識や県民の要望などを把握し、県政推進の基礎資料とするため、「県政世論調査」を昭和43（1968）年度から毎年度実施しています。このたび、今年度の調査項目のうち、「生活意識」や「県政への要望」等についての概要がまとまりましたので、中間報告として速報でお知らせします。

今回の調査では、「生活全体の満足度」について「満足」が「不満」を8.1ポイント上回りました。「満足」が「不満」を上回るのは7年連続です。

また、県政への要望では「新型コロナウイルス感染症対策を進める」が26.8％で第1位に、「災害から県民をまもる」が25.0％で第2位に、「医療サービス体制を整備する」が19.8％で第3位になりました。

最終的な調査結果（報告書）は、11月下旬に公表する予定です。

なお、令和2年度から調査方法を、調査員による個別面接聴取法から郵送法に変更しています。

調査の概要

1 調査設計

調査地域：埼玉県全域

調査対象：県内に住む満18歳以上の個人の方

標本数：5,000人

標本抽出：住民基本台帳による層化二段無作為抽出法

調査方法：郵送法（郵送配布、郵送回収・インターネット回収併用）

調査期間：令和3年7月9日（金曜日）から30日（金曜日）まで

2 回収結果

回収率55.3％（回収数2,767人／標本数5,000人）

3 主な調査結果

（1）生活意識

【昨年と比べた暮らし向き】

	令和3年度	令和2年度	増減
楽になった(計)	5.9％	5.7％	＋0.2p
変わらない	53.1％	51.3％	＋1.8p
苦しくなった(計)	38.7％	40.9％	△2.2p

※「苦しくなった（計）」が38.7％で約4割となっています。

 

【生活全体の満足度】

	令和3年度	令和2年度	増減
満足（計）	51.0％	51.7％	△0.7p
不満（計）	42.9％	43.0％	△0.1p

※7年連続で「満足(計)」が「不満(計)」を上回りました。

（2）日常生活

【新型コロナウイルス感染症の不安】

	令和3年度	令和2年度	増減
不安を感じている（計）	69.8％	82.5％	△12.7p
不安を感じていない（計）	16.4％	8.0％	＋8.4p

※「不安を感じている（計）」が69.8％で昨年度と比較して約13ポイント減少しました。

（3）県政への要望

昨年度と同様に「新型コロナウイルス感染症対策を進める」が第1位に、「災害から県民をまもる」が第2位に、「医療サービス体制を整備する」が第3位になりました。

順位	項目	令和3年度	令和2年度		増減
1位	新型コロナウイルス感染症対策を進める	26.8%	37.3%	（1位）	△10.5p
2位	災害から県民をまもる	25.0%	25.5%	（2位）	△0.5p
3位	医療サービス体制を整備する	19.8%	20.3%	（3位）	△0.5p
4位	高齢者の福祉を充実する	15.6%	17.2%	（5位）	△1.6p
5位	地球温暖化を防止する	14.9%	17.3%	（4位）	△2.4p
6位	子育て支援を充実する	14.3%	12.9%	（6位）	＋1.4p
7位	自然をまもり、緑を育てる	13.8%	12.9%	（6位）	＋0.9p
8位	防犯の地域づくりを進める	13.0%	11.8%	（8位）	＋1.2p
9位	道路や街路を整備する	11.8%	10.0%	（9位）	＋1.8p
10位	交通事故をなくす	11.7%	8.8%	（12位）	＋2.9p

参考

※調査結果（中間報告・速報）については、次のホームページで御覧いただけます。

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0301/yoron/yoron2021-hokoku.html

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 令和3年度埼玉県政世論調査結果（中間報告・速報）（PDF：136KB）

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