埼玉県鉱工業指数（令和6年4月分）-生産は2か月連続の「低下」、出荷は3か月ぶりの「上昇」-

鉱工業指数は景気や経済の動きを把握することを目的としており、製造業の事業所における活動状況を表すものです。
景気の動きに敏感で、速報性があるため足下の景気動向を判断する指標の1つとなります。
また、鉱工業指数は、5年ごとに基準年を更新して、毎月の指数を算出しています。このたび平成27年基準から令和2年基準への基準改定を行いました。
これに伴い平成30年1月分から令和6年3月分の指数を遡及改定しています。

1  概要

令和6年4月の生産指数は、化学工業、輸送機械工業などの低下により2か月連続の低下となりました。
出荷指数は、化学工業、情報通信機械工業などの上昇により3か月ぶりの上昇となりました。
在庫指数は3か月ぶりの低下、在庫率指数は3か月ぶりの低下となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和6年4月分）           (2020年=100)

	指数	前月比（％）	前年同月比（％）
生産	97.3	-4.5	-6.6
出荷	101.8	3.0	-2.3
在庫	100.2	-0.6	-3.8
在庫率	130.7	-5.6	12.7

 

 

 2  寄与した主な業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞   

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	17業種	汎用機械工業	5.2	ポンプ
		業務用機械工業	11.2	医療用機械器具
低下	6業種	化学工業	-17.3	医薬品
		輸送機械工業	-15.0	けん引車

＜ 出荷 ＞ 

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	21業種	化学工業	5.6	医薬品
		情報通信機械工業	31.6	金銭登録機（端末機能付）
低下	2業種	生産用機械工業	-14.4	半導体製造装置
		プラスチック製品工業	-1.0	プラスチック製容器

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県鉱工業指数のページ

 

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 埼玉県鉱工業指数（令和6年4月分）（PDF：297KB）

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