毎月勤労統計調査結果令和6年2月分・令和5年年末賞与～2月の現金給与総額は3か月連続のプラス～

部局名：総務部
課所名：統計課
担当名：労働学事担当
担当者名：石田早瀬新井

内線電話番号：2322
直通電話番号：048-830-2322
Email：a2300-06@pref.saitama.lg.jp

毎月勤労統計調査は、労働時間及び雇用の変動を明らかにすることを目的に実施する国の重要な調査です。
2月の現金給与総額は、260,062 円 (前年同月比5.2％増)となり、3か月連続のプラスとなりました。
総実労働時間は、129.1 時間 (前年同月比0.2％減)となり、5か月ぶりのマイナスとなりました。
常用労働者数は、2,243,278 人 (前年同月比1.5％増)となり、6か月連続のプラスとなりました。

1 賃金

現金給与総額は、260,062 円 (前年同月比5.2％増)となり、3か月連続のプラスとなりました。
物価変動の影響を除いた実質賃金は、前年同月比2.2％増となりました。
現金給与総額の前年同月比について主な産業では、製造業2.5％増、卸売業・小売業11.2％増、医療・福祉3.2％増となりました。
なお、就業形態別の現金給与総額は、一般労働者は354,558 円、パートタイム労働者は105,705 円でした。

金額

前年同月比

備考

現金給与総額

定期給与

所定内給与

所定外給与

260,062 円

255,853 円

239,515 円

16,338 円

5.2％

4.8％

5.4％

-3.3％

3か月連続プラス

5か月連続プラス

5か月ぶりマイナス

2 労働時間

総実労働時間は、129.1 時間 (前年同月比0.2％減)となり、5か月ぶりのマイナスとなりました。
総実労働時間の前年同月比について主な産業では、製造業0.4％増、卸売業・小売業0.3％増、医療・福祉1.9％増となりました。
なお、就業形態別の総実労働時間は、一般労働者は158.9時間、パートタイム労働者は80.4 時間でした。

時間

前年同月比

備考

総実労働時間

所定外労働時間

129.1 時間

8.8 時間

-0.2％

-2.3％

5か月ぶりマイナス

2か月ぶりマイナス

3 雇用

常用労働者数は、2,243,278 人 (前年同月比1.5％増)となり、6か月連続のプラスとなりました。
常用労働者数の前年同月比について主な産業では、製造業1.0％増、卸売業・小売業2.2％増、医療・福祉1.3％増となりました。
なお、一般労働者は1,390,666 人、パートタイム労働者は852,612人で、パートタイム労働者の比率は38.0％(前年同月差1.2ポイント減)でした。

	人数	前年同月比	備考
常用労働者数	2,243,278 人	1.5％	6か月連続プラス

【参考】

毎月勤労統計調査（令和6年2月分）の埼玉県の調査結果（確報値）です。
調査結果の数値は特に記載がある場合を除き、事業所規模5人以上、調査産業計の数値です。
指数は基準時（令和2年平均）を100とした数値です。
前年同月比は指数等により算出した前年からの増減率のため、実数から算出した増減率とは一致しない場合があります。
令和6年1月分において、母集団労働者数の更新作業（ベンチマーク更新）を実施しました。賃金、労働時間及びパートタイム労働者比率の令和6年1月分以降の前年同月比等については、令和5年1月にベンチマーク更新を実施した参考値を作成し、この参考値と令和6年の値を比較することで算出しているため、指数から算出した場合と一致しない場合があります。
今回の調査対象事業所数は1,387事業所、回答事業所数は932事業所、回収率は67.2％です。

特別掲載

令和5年11月から令和6年1月の3か月間に支給された年末賞与（事業所規模30人以上）は、支給労働者1人平均支給額^※が342,476円（前年比2.2％増）となり、2年ぶりプラスとなりました。所定内給与に対する割合は1.06か月分（前年差0.10か月分減）となり、3年ぶりのマイナスとなりました。
なお、全事業所における賞与を支給した事業所の割合は92.7％（前年差1.0ポイント減）となり、4年ぶりのマイナスとなりました。
平均支給額の前年比について主な産業別にみると、製造業5.6％減、卸売業・小売業0.8％減、医療・福祉3.0％減となりました。