埼玉県鉱工業指数（令和5年3月分、第1四半期分）～ 令和5年3月分は生産、出荷ともに「低下」～

鉱工業指数は景気や経済の動きを把握することを目的としており、製造業の事業所における活動状況を表すものです。
景気の動きに敏感で、速報性があるため足下の景気動向を判断する指標の1つとなります。

令和5年3月分  生産、出荷ともに2か月ぶりの低下

1  概要

令和5年3月の生産指数は、化学工業、食料品工業などの低下により2か月ぶりの低下となりました。
出荷指数は、化学工業、食料品工業などの低下により2か月ぶりの低下となりました。
在庫指数は3か月連続の上昇、在庫率指数は2か月ぶりの上昇となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和5年3月分）             (平成27年=100)

	指数	前月比（％）	前年同月比（％）
生産	77.3	-0.5	-11.4
出荷	77.1	-3.6	-10.4
在庫	90.6	1.8	7.3
在庫率	115.5	7.8	21.9

 

総合指数の推移

 

 2  業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞   

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	11業種	生産用機械工業	38.7	フラットパネル・ディスプレイ製造装置
		その他工業	22.1	ユニット住宅
低下	11業種	化学工業	-14.2	医薬品
		食料品工業	-5.5	炭酸飲料

  横ばい（1業種）

＜ 出荷 ＞ 

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	9業種	情報通信機械工業	20.4	カーナビゲーション
		非鉄金属工業	9.1	アルミニウム圧延製品
低下	14業種	化学工業	-20.0	医薬品
		食料品工業	-7.7	炭酸飲料

※主な品目について秘匿あり。

令和5年第1四半期分  生産は3期連続の低下、出荷は2期ぶりの低下

1  概要

令和5年第1四半期（令和5年1月～令和5年3月期）の生産指数は、化学工業、汎用機械工業などの低下により3期連続の低下となりました。
出荷指数は、化学工業、汎用機械工業などの低下により2期ぶりの低下となりました。
在庫指数は3期連続の上昇、在庫率指数は3期ぶりの低下となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和5年第1四半期分）             (平成27年=100)

	指数	前期比（％）	前年同期比（％）
生産	77.0	-6.0	-7.5
出荷	78.5	-6.1	-4.1
在庫	90.6	8.0	7.3
在庫率	112.0	-0.8	9.2

 

県内主要産業の指数推移

2  業種・品目別動向（生産・出荷23業種）

＜ 生産 ＞   

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	5業種	食料品工業	3.7	チョコレート
		業務用機械工業	12.0	精密測定機
低下	18業種	化学工業	-20.9	医薬品
		汎用機械工業	-12.8	空気圧機器

 

＜ 出荷 ＞ 

		主な業種	前月比（％）	主な品目
上昇	4業種	食料品工業	2.7	炭酸飲料
		業務用機械工業	13.4	精密測定機
低下	19業種	化学工業	-18.3	医薬品
		汎用機械工業	-13.2	空気圧機器

※主な品目について秘匿あり。

 

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県鉱工業指数のページ

 

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 埼玉県鉱工業指数（令和5年3月分、第1四半期分）（PDF：458KB）（別ウィンドウで開きます）

県政ニュースのトップに戻る