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発表日:2022年5月31日11時

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県政ニュース

―足下の経済動向が分かる―  埼玉県鉱工業指数について(令和4年3月分、令和4年第1四半期分)

部局名:総務部
課所名:統計課
担当名:経済分析担当
担当者名:番・星野

内線電話番号:2328
直通電話番号:048-830-2327
Email:a2300-02@pref.saitama.lg.jp

鉱工業指数は景気や経済の動きを把握することを目的としており、製造業の事業所における活動状況を表すものです。
景気の動きに敏感で、速報性があるため足下の景気動向を判断する指標の1つとなります。

令和4年3月分 生産は3か月ぶりの上昇、出荷は2か月連続の上昇

1  概要

令和4年3月の生産指数は、生産用機械工業、輸送機械工業などの上昇により3か月ぶりの上昇となりました。
出荷指数は、生産用機械工業、輸送機械工業などの上昇により2か月連続の上昇となりました。
在庫指数は2か月連続の上昇、在庫率指数は4か月連続の低下となっています。

埼玉県鉱工業指数(令和4年3月分)             (平成27年=100)

  指数 前月比(%) 前年同月比(%)
生産 87.6 8.0 -3.5
出荷 85.2 5.4 -0.5
在庫 84.7 0.5 -0.1
在庫率 93.5 -12.2 -4.2


総合指数のグラフ

 

 

 2  業種・品目別動向生産・出荷23業種

< 生産 > 上昇・13業種、低下・10業種

フラットパネル・ディスプレイ製造装置などを含む生産用機械工業、自動車エンジンなどを含む輸送機械工業など13業種で上昇しました。

一方で、炭酸飲料などを含む食料品工業、医薬品などを含む化学工業などの業種で低下しました。

< 出荷 > 上昇・14業種、低下・9業種

フラットパネル・ディスプレイ製造装置などを含む生産用機械工業、自動車エンジンなどを含む輸送機械工業など14業種で上昇しました。

一方で、炭酸飲料などを含む食料品工業、空気圧機器などを含む汎用機械工業などの業種で低下しました。

 

令和4年第1四半期分 生産は2期ぶりの低下、出荷は3期連続の低下

1  概要

令和4年第1四半期(令和4年1月~令和4年3月期)の生産指数は、金属製品工業、生産用機械工業などの低下により2期ぶりの低下となりました。
出荷指数は、輸送機械工業、金属製品工業などの低下により3期連続の低下となりました。
在庫指数及び在庫率指数は3期ぶりの低下となっています。

埼玉県鉱工業指数(令和4年第1四半期分)          (平成27年=100)

  指数 前期比(%) 前年同期比(%)
生産 83.6 -3.2 -6.4
出荷 82.1 -1.8 -4.6
在庫 84.7 -3.9 -0.1
在庫率 102.7 -7.2 -3.1

 

     県内主要産業の指数推移

主要産業の生産指数のグラフ

主要産業の出荷指数のグラフ

 2  業種・品目別動向生産・出荷23業種

< 生産 > 上昇・7業種、低下・15業種、横ばい・1業種

アルミエクステリアなどを含む金属製品工業、フラットパネル・ディスプレイ製造装置などを含む生産用機械工業など15業種で低下しました。

一方で、パチンコなどを含む業務用機械工業、その他のプラスチック製品などを含むプラスチック製品工業などの業種で上昇しました。

< 出荷 > 上昇・11業種、低下・12業種

乗用車などを含む輸送機械工業、アルミエクステリアなどを含む金属製品工業など12業種で低下しました。

一方で、医薬品などを含む化学工業、パチンコを含む業務用機械工業などの業種で上昇しました。

 

 

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県鉱工業指数のページ

 

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