埼玉県景気動向指数（令和4年3月分）

1 基調判断

• 景気動向指数（CI一致指数）は、足踏みを示しています。令和3年9月から7か月連続で足踏みとなりました。

2 指数の動き

• 3月のCIは、先行指数：138.5、一致指数：82.4、遅行指数：85.7となりました。（平成27年＝100）
• 先行指数は、前月と比較して15.9ポイント上昇し、2か月連続の上昇となりました。3か月後方移動平均は、4.87ポイント上昇し、3か月ぶりの上昇、7か月後方移動平均は、3.05ポイント上昇し、3か月ぶりの上昇となりました。
• 一致指数は、前月と比較して3.5ポイント上昇し、2か月連続の上昇となりました。3か月後方移動平均は、0.13ポイント上昇し、3か月ぶりの上昇、7か月後方移動平均は、0.29ポイント上昇し、3か月ぶりの上昇となりました。
• 遅行指数は、前月と比較して1.4ポイント上昇し、2か月連続の上昇となりました。3か月後方移動平均は、0.13ポイント上昇し、4か月ぶりの上昇、7か月後方移動平均は、0.1ポイント上昇し、3か月ぶりの上昇となりました。

3 一致指数の前月差に対する個別系列の寄与度

寄与度がプラスの系列	寄与度
C1：県生産指数（製造工業）	1.13
C9：県耐久消費財出荷指数	0.89
C3：県投資財出荷指数	0.79
C8：県生産財出荷指数	0.57
C4：県有効求人倍率（除学卒）	0.54
C2：県所定外労働時間指数（調査産業計）	0.12
C7：県百貨店・スーパー商品販売額	0.00

 

寄与度がマイナスの系列	寄与度
C6：県建築着工床面積(非居住用）	-0.54
C5：県雇用保険初回受給者数（逆サイクル）	-0.02

※各個別系列のウェイトは均等です。

埼玉県景気動向指数について（参考）

1 景気動向指数とは

• 経済の各分野を代表し、景気に反応する複数の指標を合成・指数化して作成します。
• 景気に先行する先行指数、景気に一致する一致指数、景気に遅れて動く遅行指数があります。

2 作成方法

• 国（内閣府）の景気動向指数の作成方法に準じて作成しています。

※ ただし、作成に使用している統計指標が国と埼玉県では異なりますので、数値の単純な比較はできません。ご留意ください。

 

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県景気動向指数のページ

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 埼玉県景気動向指数（令和4年3月分）

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