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発表日:2022年2月28日11時

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県政ニュース

埼玉県景気動向指数(令和3年12月分)の公表及び第15循環の景気基準日付(山・谷)の暫定設定について

部局名:総務部
課所名:統計課
担当名:経済分析担当
担当者名:番、米村

内線電話番号:2328
直通電話番号:048-830-2327
Email:a2300-07@pref.saitama.lg.jp

1 基調判断

  • 景気動向指数(CI一致指数)は、足踏みを示しています。

2 指数の動き

  • 12月のCIは、先行指数:124.2、一致指数:80.6、遅行指数:84.1となった。(平成27年=100)
  • 先行指数は、前月と比較して5.3ポイント下降し、4か月ぶりの下降となった。3か月後方移動平均は、1.26ポイント上昇し、3か月連続の上昇、7か月後方移動平均は、0.43ポイント上昇し、16か月連続の上昇となった。
  • 一致指数は、前月と比較して0.7ポイント下降し、3か月ぶりの下降となった。3か月後方移動平均は、0.4ポイント上昇し、2か月連続の上昇、7か月後方移動平均は、0.12ポイント上昇し、5か月ぶりの上昇となった。
  • 遅行指数は、前月と比較して0.6ポイント下降し、2か月連続の下降となった。3か月後方移動平均は、0.77ポイント下降し、6か月ぶりの下降、7か月後方移動平均は、0.1ポイント上昇し、2か月連続の上昇となった。

3 一致指数の前月差に対する個別系列の寄与度

寄与度がプラスの系列 寄与度
C2:県所定外労働時間指数(調査産業計) 0.10
C6:県建築着工床面積(非居住用) 0.09
C5:県雇用保険初回受給者数(逆サイクル) 0.08
C1:県生産指数(製造工業) 0.01

 

寄与度がマイナスの系列 寄与度
C8:県生産財出荷指数 -0.45
C7:県百貨店・スーパー商品販売額 -0.28
C4:県有効求人倍率(除学卒) -0.11
C9:県耐久消費財出荷指数 -0.08
C3:県投資財出荷指数 -0.01

※各個別系列のウェイトは均等です。

4 第15循環の景気基準日付(山・谷)の暫定設定について

埼玉県景気動向指数第15循環の景気基準日付(山・谷)について、令和2年度に引き続き2018(平成30)年5月を景気の山と暫定的に設定し、新たに2020(令和2)年6月を景気の谷と暫定的に設定します。

この結論については、以下の2点の検証結果を基に、有識者等によって構成される埼玉県景気動向指数懇話会(令和3年度は文書による意見交換形式で開催)で検討を行い、全委員が妥当であるとの見解を示したものです。

  • 景気の波及の程度を示すヒストリカルDIが、2009(平成21)年6月から50%以上(過半の指標が上昇)で推移していたところ、2018(平成30)年6月から2020(令和2)年6月までの25か月間、50%未満(過半の指標が下降)で推移し、同年7月以降、再び50%を上回り、それ以降も上昇が継続していることから、2018(平成30)年5月が山の候補に、2020(令和2)年6月が谷の候補となる。
  • 2018(平成30)年5月を山の候補に、2020(令和2)年6月を谷の候補とした場合、3つの判断基準(波及度、量的な変化、景気の拡張・後退期間の長さ)に照らし、経済活動の拡大・収縮が大部分の経済部門に波及・浸透していることが確認できる。

なお、第15循環の景気基準日付(山・谷)は、今回、暫定的に設定されるものであり、今後のヒストリカルDIの動き等を踏まえ、埼玉県景気動向指数懇話会で検討を行なった上で確定する予定です。

5 埼玉県景気動向指数について(参考)

1 景気動向指数とは

  • 経済の各分野を代表し、景気に反応する複数の指標を合成・指数化して作成します。
  • 景気に先行する先行指数、景気に一致する一致指数、景気に遅れて動く遅行指数があります。

2 作成方法

  • 国(内閣府)の景気動向指数の作成方法に準じて作成しています。

※ ただし、作成に使用している統計指標が国と埼玉県では異なりますので、数値の単純な比較はできません。ご留意ください。

 

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県景気動向指数のページ

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0206/keiki-doukou-shisuu2.html

報道発表資料(ダウンロードファイル)

 
   

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