埼玉県鉱工業指数について（令和3年9月分、令和3年第3四半期分）

 令和3年9月分 生産は3か月連続の低下、出荷は2か月連続の低下

1  概要

令和3年9月の生産指数は、化学工業、情報通信機械工業などの低下により3か月連続の低下となりました。
出荷指数は、輸送機械工業、情報通信機械工業などの低下により2か月連続の低下となりました。
在庫指数は4か月連続の上昇、在庫率指数は3か月ぶりの低下となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和3年9月分）             (平成27年=100)

	指数	前月比（％）	前年同月比（％）
生産	83.9	-1.1	2.5
出荷	83.1	-0.5	4.2
在庫	87.3	2.6	0.6
在庫率	106.4	-4.1	-0.2

 

 2  業種・品目別動向（生産・出荷23業種、在庫20業種）

＜ 生産 ＞ 上昇・7業種、低下・16業種

医薬品などを含む化学工業、カーオーディオなどを含む情報通信機械工業など16業種で低下しました。

一方で、フラットパネル・ディスプレイ製造装置などを含む生産用機械工業、チョコレートなどを含む食料品工業などの業種で上昇しました。

＜ 出荷 ＞ 上昇・6業種、低下・16業種、横ばい・1業種

自動車エンジンなどを含む輸送機械工業、カーナビゲーションなどを含む情報通信機械工業など16業種で低下しました。

一方で、フラットパネル・ディスプレイ製造装置などを含む生産用機械工業、炭酸飲料などを含む食料品工業の業種で上昇しました。

＜ 在庫 ＞ 上昇・15業種、低下・5業種

鉛蓄電池などを含む電気機械工業、プラスチック製容器などを含むプラスチック製品工業など15業種で上昇しました。

一方で、マシニングセンタなどを含む生産用機械工業、織物製繊維製品（外衣）などを含む繊維工業などの業種で低下しました。

令和3年第3四半期 生産は2期連続の低下、出荷は4期ぶりの低下

1  概要

令和3年第3四半期（令和3年7月～令和3年9月期）の生産指数は、情報通信機械工業、化学工業などの低下により2期連続の低下となりました。
出荷指数は、業務用機械工業、情報通信機械工業などの低下により4期ぶりの低下となりました。
在庫指数は6期ぶりの上昇、在庫率指数は2期ぶりの上昇となっています。

埼玉県鉱工業指数（令和3年第3四半期分）       (平成27年=100)

	指数	前期比（％）	前年同期比（％）
生産	86.1	-3.1	5.7
出荷	85.3	-1.8	7.0
在庫	87.3	5.4	0.6
在庫率	105.3	2.6	-4.9

 

 2  業種・品目別動向（生産・出荷23業種、在庫20業種）

＜ 生産 ＞ 上昇・11業種、低下・12業種

カーオーディオなどを含む情報通信機械工業、医薬品などを含む化学工業など12業種で低下しました。

一方で、自動車エンジンなどを含む輸送機械工業、金型などを含む生産用機械工業などの業種で上昇しました。

＜ 出荷 ＞ 上昇・6業種、低下・15業種、横ばい・2業種

パチンコなどを含む業務用機械工業、カーナビゲーションなどを含む情報通信機械工業など15業種で低下しました。

一方で、自動車エンジンなどを含む輸送機械工業、セメントなどを含む窯業・土石製品工業などの業種で上昇しました。

＜ 在庫 ＞ 上昇・13業種、低下・7業種

乗用車などを含む輸送機械工業、整地機械などを含む生産用機械工業など13業種で上昇しました。

一方で、織物製繊維製品（外衣）などを含む繊維工業、アルミニウム圧延製品などを含む非鉄金属工業などの業種で低下しました。

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県鉱工業指数のページ

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0206/a099/index.html

報道発表資料（ダウンロードファイル）

• 埼玉県鉱工業指数について（令和3年9月分、令和3年第3四半期分（PDF：159KB）（別ウィンドウで開きます）

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