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掲載日:2024年1月26日
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サテライトオフィスとは?
企業や団体の本拠地から離れた場所に設置されたオフィスで、
「働き方改革」が求められる中、導入する企業が増えています。
そこで!
埼玉県では、サテライトオフィス整備に
必要な費用を補助します。
首都圏に位置し交通網と生活インフラが整備され、豊かな自然もある埼玉県は、サテライトオフィスや自宅でテレワークを行いながら、必要に応じて都内に出勤するという働き方・暮らし方に適しており、移住先としても注目が集まっています。
都内より家賃が安く、新型コロナウイルス感染症対策としても有効であることから、郊外にサテライトオフィスを構える企業も増えています。
また、サテライトオフィスに勤務する社員がその地域で過ごしながら地域の方々と多様な関わりを持つことにより、関係人口として地域の担い手になる事例も生まれています。
そこで埼玉県では、サテライトオフィスの整備及びサテライトオフィスに入居する企業等の社員の地域活動への参加促進に取り組む市町村をふるさと創造資金の補助事業で支援しています。
ふるさと創造資金(詳細はリンク先の要綱をご覧ください)
事業スキームについて
※市町村が整備するサテライトオフィスが補助の対象となります。
【目的】
かつては絹やたばこの倉庫として使われていた歴史的建造物「石蔵」を活用し、アートや文化発信の拠点となる機能も盛り込んだサテライトオフィスを整備しました。
地方への企業の拠点分散を促進するとともに、町内での就業支援や域外からの人材を確保し、町内における人的交流を推進します。
また、地域活動の拠点として有効活用していただくことで、関係人口の増加やにぎわいの創出を図ります。
【概要】
築約100年の歴史ある大谷石蔵を改修したサテライトオフィスです。
小川町と民間企業、NPO等が石蔵保存活用協議会を設立し、サテライトオフィス整備事業をスタート、令和3年5月にオープンしました。
サテライトオフィスはフリーアドレスを基本とし、入居企業が使用しない休日や夜間はイベントスペース等で有効活用することで、利用者同士や地域住民の交流を促し、関係人口の増加やにぎわいの創出を推進します。
また、施設内にはカフェを併設し、地域内外のかたの憩いの場とするほか、町外からの来訪者に町内の見どころや入居企業を効果的にPRするフロント機能を持たせることで、新たなビジネス機会創出の場を提供します。
整備後の運営主体は協議会の一員でもある「NPO法人あかりえ」が担っており、持続可能な社会の仕組みをつくる一歩として、施設内に導入した「薪ストーブ床暖房」の燃料に近隣の山の間伐材を利用するなど、地域循環のモデルとなる事業にも挑戦しています。
整備前
外からの様子
内部の様子
整備後
外観は風情を残すためにそのままで
樹齢100年の町産木材を使用したテーブルを設置
暖炉では町内の林で間伐した木材を使用
市内に事業所を設置していない事業者が設置する本社又は本社機能(企業の経営方針に関する意思決定、経営資源の管理、各種業務の統括、研究開発、情報処理等を行う機能をいう。)の一部を持った事業所のオフィス設置等に関する費用の2分の1(最大350万円)を補助
事業を営む法人又は個人が、サテライトオフィス開設における新築又は改修に要する経費並びに付帯設備の設置に要する経費を対象経費の3分の1(最大150万円)を補助
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