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掲載日:2024年11月13日

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知事記者会見 令和6年11月12日

知事記者会見動画【全体:YouTube】
知事会見パネル(PDF:858KB)

  知事発表

第75回全国植樹祭 県内一般参加者募集 【該当部分動画(YouTube)】

知事

  私の方からは1点だけ今日は報告させていただきたいと思います。それは「第75回全国植樹祭の一般参加者募集について」であります。令和7年、来年ですね、5月25日、秩父ミューズパークにおきまして第75回全国植樹祭が開催されることとなります。式典当日には、県内外から林業関係者を中心に約3,500名を御招待する予定でありますが、そのうち460人につきましては、県内一般参加者の枠を設定させていただきましたので、是非お申し込みいただきたいと思います。申込み期間ですけれども、(令和6年)11月18日(月曜日)から(令和6年)12月20日(金曜日)までであります。御参加いただける主な内容ですけれども、ヒノキやスギなどを記念に植樹していただく機会、あるいは天皇皇后両陛下に御臨席を賜る記念式典の観覧、さらには式典会場に隣接いたします「おもてなし広場」の体験などであります。また、御招待させていただくこれらの方々には、県産の食材をふんだんに用いた、おもてなし弁当を御用意させていただきます。県を代表する料理を詰め込んだ弁当になっておりますので、埼玉の味覚、この際に是非お楽しみいただきたいと思います。全国植樹祭が埼玉県で開催されるのは、昭和34年(1959年)の第10回以来ですから、66年振りとなります。是非この機会に、お申し込みいただき、埼玉県の豊かなみどりを次の世代へと引き継ぐための機運醸成に皆さんのお力をお貸しいただきたいと思います。

  応募方法になりますけれども、インターネットもしくは郵送でお願いいたします。募集区分がございます。1つは、1名、個人で申し込む「個人」の区分。もう1つは、2名以上5名以下で申し込む「グループ」の区分であります。応募・参加の資格となりますが、埼玉県内に在住していただいている方となります。また、令和7年、来年の4月1日時点で18歳以上であることの2点となります。ただし、「グループ」の区分で応募いただく場合には、代表者の方が18歳以上であれば、グループの中に6歳以上の方がおられるとしても応募いただくことが可能でありますので、是非、御検討いただきたいと思います。また、大会当日には、エミテラス所沢、深谷テラスパーク、モラージュ菖蒲の3か所で式典の模様を中継するほか、ライブステージや各種PR展示も行われますので、これらのサテライト会場には県内外の皆さん、是非、御来場いただきたいと思います。詳しい内容ですけれども、インターネットで「全国植樹祭 埼玉県」と検索いただきたいと思います。

  次に、先日、(報道)発表いたしましたけれども、11月14日(木曜日)には「県庁オープンデー」を開催します。その中で、「第75回全国植樹祭200日前記念イベント」を行いますので改めて御紹介させていただきたいと思います。ステージイベントですけれども、13時40分から14時30分ということになります。県庁の本庁舎中庭の特設ステージで開催させていただきます。ステージでは、全国植樹祭の開催までの日数をカウントダウンして表示する、いわゆる「カウントダウンボード」のお披露目式を行います。このカウントダウンボードは、5つの県立工業高等学校の生徒の皆さんにデザインから製作まで手がけていただいておりまして、当日は、製作に関わっていただいたこれらの高校生の皆さんにお越しいただいて、それぞれの作品をPRいただきたいと思っています。また、当日には、先般も御案内いたしましたけれども、新たに「埼玉応援団」に島崎 遥香(しまざき はるか)さんが任命されますが、島崎 遥香さんにも記念植樹に御参加いただきたいと思っています。さらに、県庁オープンデーでは県産農産物販売やグルメブース、各課の事業を展示(紹介)するブースが数多く出展いたしますけれども、衛生会館とみどりの広場の間には、全国植樹祭PRブースを出展いたします。PRブースでは、全国植樹祭に関するクイズを行います。正解者には、オリジナルグッズを差し上げます。なお、全国植樹祭の開催に御支援いただいております団体の方々にもブースの出展をいただいておりますところ、是非、皆さんで全国植樹祭を盛り上げていただきたいと思います。加えて、11月14日からは、「バーチャル植樹祭」、バーチャル埼玉のアウトドアエリア内に、バーチャル植樹祭コーナーをオープンいたします。このバーチャル植樹祭コーナーでは、実際の全国植樹祭のお手植え樹種である「ケヤキ」と「スギ」の苗木が植えられており、じょうろで苗木に水をあげ、育てることができます。オープンデーとバーチャル埼玉を含めて、是非、多くの方に御参加いただき、全国植樹祭の盛り上げに御協力をお願い申し上げたいと思います。

テレ玉

  知事発表について2点お伺いします。一般公募で応募して(抽選で)外れてしまった場合なのですけれども、大会を見ることができるのか、また何かほかに方法があるのかというのが1点とですね、あと200日前記念イベントに関しまして、どの程度の集客を期待しているのか、この2点についてお願いいたします。

知事

  今回の式典にですね、抽選に外れた場合ですけれども、この式典の模様をサテライト会場でライブ中継いたしますけれども、これは先ほど申し上げた、所沢市のエミテラス所沢、深谷市の深谷テラスパーク、久喜市のモラージュ菖蒲に設置いたします。また、記念式典の模様につきましては、YouTubeのライブで配信させていただきますので、こちらでも是非お楽しみいただきたいと思います。200日前の記念のイベントについては、前回も申し上げましたけれども、今回は県庁オープンデーと一緒に行われるということになりますので、是非ですね、多くの方にお越しいただきたいと思うのですが、ただ、昨年はGACKT(ガクト)さんとかいろいろお越しいただいて、(県庁オープンデーの来庁者が)ものすごい人数になりましたので、そこまではいかないとは思うものの、何とかコロナ前にお集まりいただいた1万2千名ぐらいは来ていただきたいというふうに思っています。

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  幹事社質問

新内閣への期待・所感及び「103万円の壁」の見直しについて 【該当部分動画(YouTube)】

テレ玉

  昨夜、第2次石破内閣が発足しました。知事の新内閣への所感や期待について伺います。また、年収が103万円を超えると所得税がかかる「103万円の壁」の見直しについて国で協議されています。県の財政にも影響がある話かと思われますが、知事の所感を併せてよろしくお願いいたします。

知事

  昨日の特別国会におきまして、新しい首相が選出され、新内閣が発足いたしました。まずは、この度、入閣された皆様方にお祝いを申し上げたいというふうに思っています。先月の衆議院総選挙におきましては、政治とカネの問題に大きな関心が集まりました。政治改革に道筋を示せなかった政権与党は大きく議席を減らしましたが、その一方で、野党側も山積する課題に対し、未来へのビジョンを説得力ある形で示すことができず、政権交代には至りませんでした。これらの結果、今回3人の閣僚が入れ替わる形で新たな内閣ができたということになると思います。この新内閣ですけれども、まずは、政治とカネの問題を含め、国民の政治に対する信頼を取り戻すために政治改革の断行、これをお願いしたい、これは政治そのものに対する不信感につながらないようにという意味であります。また、連立与党の議席数が過半数を下回る、いわゆる少数与党になりますけれども、この際の国会運営は極めて厳しいというふうに思います。ただそうは言ってもですね、先のアメリカの大統領選挙で当選された次期トランプ大統領との関係構築であったり、あるいは能登半島地震、奥能登豪雨への対応も喫緊の課題であり続けています。さらには物価高対策、来年度当初予算に向けた議論など、待ったなしの課題が多いので、ここには少数与党と言われながらも、早急に取り組んでいただく必要があると考えています。他方で、この少数与党の国会でありますけれども、これは裏を返すと、多くの政党に政策を提案して、法案を提出した上で議論する機会が訪れたということも意味しているのではないかというふうに思っています。単独で法案を通すことがどの政党もできない中で、どの政党が、あるいは誰が、国民に理解される法案を提出することができるのか、あるいは誰が決めさせない勢力になるのかが問われる国会になる可能性があると感じています。こういったことを活用して、これまで課題となってきた様々な諸課題について、将来に向けた前向きな変化になることを期待したいというふうに思っています。また、石破総理は自民党総裁選の際に、「地方創生を「日本経済の起爆剤」と位置付ける」とおっしゃっておられました。先週開催された「新しい地方経済・生活環境創生本部」で、「今後10年間集中的に取り組む「基本構想」の策定に向けて議論を進めて、12月末までに「基本的な考え方」を決定する」ということを表明されましたけれども、実はまだ、例えば地方の定義とかですね、東京一極とかは書いてありますけれども、埼玉県が例えばどういった位置にあるか、岸田総理のときの「(デジタル)田園都市(国家)構想」においては、埼玉県においても小規模な自治体等については対象になっていました。今回の自民党の(新しい地方経済・生活環境)創生本部の中では、例えば「田園都市・農園構想」等は、一部残っているにもかかわらず、まだ定義がはっきりしていないといったところもあるので、我々としてはこの議論の行方を丁寧に注視してまいりたいと思っています。いずれにしても、新政権発足後も、県としては国に対してしっかりと要望するということもあるでしょうし、あるいは連携して進めることもあると思います。様々な課題に対して、連携して取り組んでまいりたいと考えています。

  また、いわゆる年収「103万円の壁」については、国の所得税の課税の限度と言うかですね、線引きになっています。私は以前から、賃金や物価が上がる中で、これらの控除額が103万円にとどまっていること自体がおかしいと思っておりました。そのために、これまでもですね、私の方から働き掛けをさせていただいて、女性キャリアセンターのセミナーや啓発チラシなどにおいて、「103万円の壁」を越えても、全体で見ると手取りが増えるとか、あるいはそういった御説明をさせていただいて、働きたい人が働き控えしないようにと、こういった取組を行ってきました。ただ、30年間、この動かなかった「103万円の壁」、急激な変更がいきなり行われるとなれば、地方財政に対して与える影響は少なくありません。また、この「103万円の壁」を動かすと、103万円の税制のみならず、年金や社会保険、あるいは働き方などにも影響を与えることとなると思います。そこで2つのこと、つまり、いきなりではなく段階的な見直し、そして103万円だけではなく包括的な見直しの端緒としていただきたい。例えば、この「103万円の壁」は、年収が基礎控除48万円と、それから給与所得控除額55万円、この合計で103万円になっていますけど、そもそも何十年も前に決められた、しかも、根拠がない形で決められた基礎控除額の48万(円)、これが本当に最低に生活できる方の年間の収入と言うのは、あまりにも我々の感覚とは離れていますから、こういったことも含めて、私は包括的な議論をしていただきたいと思っています。なお、最後のところで申し上げた、地方への影響、財政的影響ですけれども、仮に控除額が引き上げられた場合ですけれども、これはあくまでも報道ベースの政府試算ですが、国・地方合わせて、7.6兆円の減収となるというふうに言われています。また、村上総務大臣は11月5日の時点で、地方の個人住民税は4兆円程度の減収というふうに発言されておられます。先ほど申し上げたとおり、本県の個人県民税にも大きな減収が想定され、財政運営にも支障が出ることとなります。そこで、先ほど申し上げたとおり、抜本的な見直しは私は望ましいとは思うものの、急激な変更については決して望ましいものではなく、制度の変更に当たっては、地方財政への影響がないように、国においてしっかりと議論していただきたいと考えています。

読売

  先ほど、大野知事はですね、総務省の試算で、地方税でトータルすると4兆円ほどの減収となるというような発言も御紹介されましたけれども、実際に国民民主党の案、178万円までの103万円の壁を引き上げるっていうふうになったときに、県で想定されている県税のですね、減収額というのは、どの程度を見込んでらっしゃるのでしょうか。

知事

  個人住民税につきましては、御存じのとおり控除された分を除いてですね、累進課税(後に訂正:定率課税)でやっていますので、単純に数で割るということがなかなか難しいですし、また積上げについては、私ども想定はしておりません。したがって、もう本当にこれは一般論で申し上げて、仮に4兆円程度の減収が全体であればという想定でしか申し上げられないところでありますので、御紙では数字が出ておりましたけれども、私ども埼玉県として、実際に具体的に、今責任を持って申し上げられる数字はございません。

朝日

  先ほどの質問に関連してなのですけれども、来年度の個人住民税の歳入については、増収が予定されているというふうに、先日、来年度予算(編成方針)の発表でもあったと思うのですけれども、知事がおっしゃる急激な変化ではない、暫定的、段階的な見直しとした場合に、例えば、増収分を上回らないほどの減収とかですね、具体的な目標値と言うか、このくらいだったらというような基準というのは想定されていますでしょうか。

知事

  現時点での見込みといたしまして、先般お話をさせていただいたのが8389億でしたっけ、8398億か。どっちでしたっけ。(後に訂正:削除)いずれにしても増収が見込まれるという形でございました。個人住民税(後に訂正:個人県民税)、県税(後に訂正:削除)につきましては、我々といたしましては、可能な限り大きな影響がないようにということを今申し上げたつもりでございまして、仮に30年分(動かなかった「103万円の壁」)でありますので、一気にということはやはり望ましくないという意味で段階的というふうに申し上げたつもりであります。ただ、全体については、望ましい額というのは、先ほど申し上げましたけども、年金であったり、あるいは働き方であったり、これは全体に、103万円の問題は影響が及ぶことになりますので、まずは、仮にその方向にするとしても、可及的速やかに国においては、この全体像というものを議論いただく必要が私はあるというふうに考えております。そういった意味では、幾らが望ましいかということについては、全体の税の配分にも関わってまいりますので、これらの議論をまずしていただきたいということをお願い申し上げて、具体的に今の制度の中で幾らということをちょっと、今、申し上げるのはなかなか難しいと思っています。

時事

  地方財政に影響が出る可能性があるので、段階的で包括的な見直しを求めるとのことですけれども、103万円の壁自体を変更すること自体について、知事御自身は賛成なのでしょうか、反対なのでしょうか。

知事

  まず結論から申し上げると、賛成で、やるべきであると思いますし、今までも、これについては課題であるということを指摘させていただいてまいりました。これは、やはり働きたい方がそこでどうしても働けなくなってしまうということは、御本人の希望にも叶いませんし、また、今、労働力不足の話もありますけれども、そういったことに対してもマイナスの影響を与える、しかもそれが、年末になって多忙のときにですね、年額の収入の調整等で仕事ができないということで、本当にやる気のある方には、私はなるべくそういった壁がない方が良いと思っていたので、引き上げが良いのか、それとも全体像を見直すのが良いのかという議論はあるとは思いますけれども、以前から103万円の壁については引き上げていく必要があるというふうに考えていたし、課題であったというふうに思っています。

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  その他質問

県民の日について 【該当部分動画(YouTube)】

NHK

  知事発表にもありましたが、県民の日について3、4点お伺いできればと思っております。まず県民の日のどういうふうな県民にどんなことを感じてもらう日にしてもらいたいかという狙いを伺いたいのが1点と、あと他県と比べても埼玉県民の日は、県民の認知度も高くて盛り上がりも非常にあると感じているのですけれども、他県と比べてこれほど盛り上がる理由、どんなところにあるとお考えか教えてください。

知事

  まず県民の日につきましては、御存じのとおり、明治4年の廃藩置県から100年目の昭和46年に制定されて54年目となりましたので、多くの県民の方に浸透しているのではないかというふうに思っています。また、県民の日に合わせて、埼玉県の場合には、私がこう言ってしまうのは元も子もないのですが、県民意識が薄いというふうにも指摘されるところであります。そういった中で、県民の日にですね、市町村や県や、あるいは企業の方々がいろいろなイベントをやっていただけるというのは、郷土愛、埼玉愛、これを育む良い機会というふうになっていると私は思っているし、期待もしているところであります。そういった中で、先ほどお話がありました、都道府県民の日、これを定めている都道府県自治体は全国で19都道県なのだそうです。また、県内の小・中・高(の学校)が休業日となっているのは埼玉県を含めて7都県と非常に少ないのだそうです。そういった意味では、学校が休みになっているというのが盛り上がる要因で、それどころか、実は、ある自治体の方からそこは県民の日がないので、考えたいということで連絡があったのですけど、なお西日本側でほぼないそうです、こういった県民の日というのが。つまり、意識として彼らにもないので、その意味では良い機会だと思います。そうだとすると、私、先ほども、会見でもお話しましたけども、(県庁)オープンデー、盛りだくさんの内容ですから、まずは11月14日が埼玉県民の日であるということを知っていただくために、まずは盛り上がって、楽しんでいただきたいというふうに思います。そして、できれば埼玉のことをもう一度考えて、郷土愛、あるいはこんなところって埼玉良いこともあるよな、そういった埼玉愛を深めていただける、そんな日にしていただければと思っています。

NHK

  私も県民の日の定めた条例をちょっとたどってみたのですけれども、確認すると、「県民が県の歴史を知り、自治の意識をたかめ、豊かな福祉社会の実現を期する日」、というふうにありまして、実際に今そのような日になっていると、知事お考えどうでしょうか。

知事

  先ほど申し上げたとおり、おそらく県民の間の周知はできているので、そういった意味では緩やかな意味で条例の趣旨は達成されているのではないかと思いますが、ただ、県民が自治について改めて知るとか、あるいは歴史について知るとか、そういった意味では、機会は皆さん周知をされているし、できていますので、是非そういった意味では、そこは改めて皆様にも意識していただけると有難いと思いますが、ただやっぱりまず第一に楽しんで欲しいと思います。

NHK

  実際には埼玉県内を周遊したりとか、県の歴史を知ってもらうのが望ましいとは思うのですけれども、休みを利用して県外のレジャー施設などに行く方々もいると思うのですけれども、こういうことについては知事としては、できれば県内を観光してほしいなど希望はありますでしょうか。

知事

  第一に、先ほど申し上げたとおり、県民の日を楽しんでいただくことが、まずは県民の日があるということですから、そこはどこへ行こうがですね、皆さんには県民の日であることを意識していただきたいと、そしてその上で、例えば県の中を周遊できるような乗車券、公共交通、これは発券していただいているところもあれば、県内だけではありませんけれども、県内外の文化施設等でですね、あるいは博物館などで様々なイベントが行われて、あるいは割引等も行われていますので、そういったところに行っていただくと埼玉県の歴史に触れることができるので、そういったところも是非いろいろな休みありますが、県民の日ですから、もしも迷ったら、そういった埼玉県の歴史が知れる場所を選んでいただけると我々としては有り難いと思います。

NHK

  最後にこれはもしかしたら教育委員会マターかもしれないのですけれども、今、学校が休みになっているからこそこれだけ県民に認知度が高いと思うのですけれども、一方で共働き世帯が増えた今、なかなか休めない保護者の方々がいると、お子さんが(利用できるように)、学童を朝から開放したりというような対応もしていると伺いました。共働き世帯にとって一部そういった対応が必要になるという意見もあるのですけれども、学校を休みにしてみんなで楽しむということについては、今後も続けていきたいというお考えでしょうか。

知事

  これ実は先ほどちょっと申し上げた他県の方からお話を頂いたときに、新たに県民の日を作って、学校等を休業にする上では、やはり理解は得られにくいと、こういった話も正直ありました。ただ、埼玉県の場合には、非常に認知度が上がっていて、多くの方々からお休みとして認知していただいていますので、残念ながら御家族で一緒に県民の日を祝えないという環境の方も確かにおられることは事実だと思います。でも、そういった方にも学校が休みって私も嬉しかったですけれども、そういったことも含めてですね、県民の日というものがあるということを認知していただいて、自分なりに楽しんでいただきたいというふうに思います。

大宮アルディージャついて 【該当部分動画(YouTube)】

埼玉

  サッカーJリーグの大宮アルディージャについてお伺いします。オーストリアの大手飲料メーカー、レッドブル社がですね、6日に会見を開きまして、大宮アルディージャの新しいチーム名とエンブレム発表しました。これについての知事の受止めをお願いします。チーム名がですね「RB大宮アルディージャ」、「Rasen Ballsport」と言うのでしょうか。レッドブルではないんだと言うのはちょっとあれでしたけど、いかがでしょうか。

知事

  レッドブルが大宮アルディージャの運営に携わるというお話を最初に伺ったときには、大宮の熱心なファンを大切にして丁寧に進めていただきたいというお話をさせていただきました。先般、11月5日にも実はオリバー・ミンツラフ(氏)というレッドブルのCEOの方が知事公館に来ていただいて、お話を頂いたときも、やはりこの要望は繰り返させていただき、彼らとしてもそこは大切にするということでありました。そういった意味では、「大宮アルディージャ」という名前がそこに残ったということはとても良いことだと思います。私は、これは日本サッカー協会なのでしょうか、の規約とかそういうところはあまりよく分かりませんけれども、いずれにいたしましても、これが新しいチーム名、あるいはエンブレムがファンの方々にしっかりと受け止めていただけるような説明を是非チームにはしていただきたいと思いますし、心機一転、残念ながら大宮アルディージャは(昨年度には)J3まで落ちてしまいましたから、そういったチームが飛躍するためには、新たなスポンサーの下で大宮アルディージャが新たな翼を得ることになれば良いなというふうに思っています。(終)

お問い合わせ

知事直轄 報道長  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-0029

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