１　事業の概要
　2025年までに本県の75歳以上人口は1.5倍となり、医
療ニーズの増大、変化への対応が課題となっている。
　埼玉県地域医療構想では、2025年の必要病床数の推計
で、地域包括ケア病床等の回復期病床が大幅に不足する
と推計しており、急性期を経過した患者の受け入れや自
宅等からの緊急時の受け入れ、在宅・生活復帰支援など
の機能を持つ地域包括ケア病床等の確保が課題となって
いる。
　2005年に向けて、医療機関の自主的な病床機能転換の
取組みを支援、促進し、病床の機能分化、連携を図って
いく。
(1)　病床機能転換促進事業　　　　　312,313千円

５　事業説明
（１）事業内容
　　　病床機能転換促進事業　　312,313千円
　　　　急性期病床及び療養病床から地域包括ケア病床等の回復期病床への転換を行う医療機関に対して、施設整備費　
　　　及び設備整備費に関する助成を行う。
　　　　　　補助金額　施設整備費　新築・増改築　転換病床1床あたり4,313千円（補助率1/2）
　　　　　　　　　　　　　　　　　改修　　　　　転換病床1床あたり3,333千円（補助率1/2）
　　　　　　　　　　　設備整備費　1施設あたり10,800千円（補助率1/2）

（２）事業計画
　　　平成28年度　　　地域包括ケア病床等への転換　　　　　　　　　240床
　　　平成29年度　　　地域包括ケア病床等への転換を促進　　　　　　250床
　　　平成30年度～　　地域包括ケア病床等への転換の更なる促進　　　

（３）その他
　　　回復期病床整備促進事業から事業名変更

２　事業主体及び負担区分
ア（ア）（県1/2）事業者1/2
ア（ア）以外　（県10/10）事業者0

３　地方財政措置の状況
なし

４　事業費に係る人件費、組織の新設、改廃及び増員
9,500千円×2人＝19,000千円