1 事業の概要
安全かつ快適な道路交通環境を構築するため、次の点
に着目した整備を集中的に実施する。
(1) 国際大会の開催に伴い、安全・安心で魅力ある都
市「埼玉」をアピールするため、先進的技術を導入
した快適な道路交通環境の構築
(2) 今後増加が見込まれる高齢者の交通事故の抑止対
策を集中的に実施
ア 交通管制センターの整備 416,878千円
イ 交通信号機の高度化改良 284,811千円
ウ 道路標識の整備 144,098千円
エ 道路標示の整備 42,154千円
オ 調査費 15,432千円
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5 事業説明
(1)事業内容
ア 国際大会の開催に向けた快適な道路交通環境の構築
県内で実施される予定のラグビーW杯やオリンピック・パラリンピック等の国際大会の開催に伴い、訪日外国人
を含む多くの来場者が予想される。これらの来場者に、道路交通環境の面からも、安全・安心で魅力ある都市「埼
玉」を実感していただくため、大会開催施設周辺の老朽化した交通安全施設の更新・補修を集中的に推進するとと
もに、先進的技術を導入し、環境にやさしいエコドライブの実現及び歩行者にもやさしい道路交通環境を構築す
る。
イ 高齢者等の交差点交通事故対策
過去5年間に発生した高齢者が関係する歩行者・自転車の人身事故の6割以上が交差点内で発生していることか
ら、交差点での事故抑止対策として、信号機の歩車分離化やバリアフリー化を実施し、併せて信号灯器のLED化
や横断歩道の補修をすることで、安全な交差点環境を構築する。
(2)事業計画
平成29年度 平成30年度 平成31年度 平成32年度
ア 交通管制施設の整備 146基 78基 107基 67基
イ 信号機改良 131基 127基 113基 109基
ウ 信号灯器LED化 97式 102式 82式 74式
エ 信号灯器の増灯 323灯 312灯 267灯 261灯
オ 道路標識の更新 1,798本 1,972本 1,885本 1,686本
カ 道路標示の更新 34km 34km 34km 32km
(3)事業効果
ア 主要幹線道路への信号情報活用運転支援システムの整備による安全運転支援、会場施設の最寄り駅周辺の交通信
号機に歩行者感応機能を追加することによる会場周辺の歩行者の安全確保及び老朽施設の更新による交通安全施設
の適正な維持管理の実現により、道路交通環境の面から、魅力ある埼玉県を国内外にアピールすることができる。
イ 交差点における車両と歩行者の分離するなど交差点対策を集中的に実施し、来る超高齢化社会に向けて、より安
全な道路交通環境を構築することができる。
(4)その他
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