1 事業の概要
埼玉県はHondaと協定を締結し、カーナビデータから
得られた急ブレーキ箇所の道路安全対策を実施すること
により、大きな成果を発揮してきた。
県は、Hondaがインターネット上で公開している安全
マップ『セーフティマップ』を活用し、現場確認・安全
対策を実施している。表示される急ブレーキデータ及び
事故データが更新されたことから、新たに対策実施箇所
を抽出し、安全対策を行う。
また、従来の車道部の安全対策に加え、生活道路と県
管理道路の交差部における歩道の安全対策も行う。
(1)効果検証用データの抽出 4,251千円
(2)生活道路交差部の対象箇所抽出 3,000千円
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5 事業説明
(1)事業内容
効率的かつ効果的な交通安全対策を実施するため、民間企業が安全マップとして公開しているデータを活用する。
具体的には、カーナビデータから得られる「急ブレーキデータ」・交通事故の多発地点を示す「事故データ」を
用いて危険箇所を抽出し、道路状況についての県民からの「書き込みデータ」も参考に安全対策を実施する。
(2)事業計画
平成26年度~ 幹線道路のデータから抽出した箇所での安全対策 【道路安全施設費にて実施】
安全対策効果検証(データの取得)
平成29年度~ 安全対策効果検証及び新たに取得が可能となった生活道路における急ブレーキ等のデータの取得
生活道路のデータも用い抽出した箇所での安全対策【道路安全施設費にて実施】
(3)事業効果
安心して快適に走行できる道路空間の創出
(4)県民・民間活力、職員のマンパワー、他団体との連携状況
・公開データの有効活用方策をHondaと研究
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