1 事業の概要
埼玉県は人口10万人当たりの医師数が全国47位であり
、診療科や地域で医師の偏在も生じているため、医師確
保の取組が必要である。そこで埼玉県総合医局機構を運
営し一元的な医師確保の取組を実施する。
(1)埼玉県総合医局機構運営経費 19,840千円
(2)高校生の志養成事業 2,169千円
(3)女性医師就業支援事業 11,550千円
(4)医師獲得活動推進事業 7,000千円
(5)指導医・専門医確保事業 45,000千円
(6)民間主催の合同説明会参加事業 15,564千円
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5 事業説明
(1)事業内容
ア 埼玉県総合医局機構運営経費 19,840千円
埼玉県総合医局機構を運営し一元的な医師確保事業を実施すると共に、各医療機関が取り組む医療従事者の勤
務環境の改善の支援を行う。
イ 高校生の志養成事業 2,169千円
高校生が将来医師を志すよう医療体験会を実施するほか、医学生と県内医療関係者等との交流会や
県内医療機関の見学会を開催する。
ウ 女性医師就業支援事業 11,550千円
産休・育休明けに就業を希望する女性医師のため、相談から復職まで一体となった各種支援事業を行う。
エ 医師獲得活動推進事業 7,000千円
県外の医師に埼玉県内で勤務してもらうため近隣都県の大学病院等を訪問し医師バンクへの登録を依頼する。
オ 指導医・専門医確保事業 45,000千円
県内の指導医・専門医を確保するため、県外から指導医・専門医資格を持つ医師等を招聘する病院を支援する。
カ 民間主催の合同説明会参加事業 15,564千円
全国の医学生を対象とした民間主催の大規模な臨床研修病院合同説明会に出展するとともに、
ウェブサイトで情報発信を行うことで、多くの医学生に対して埼玉県内の臨床研修病院をPRする。
(2)事業計画
各種事業による医師の確保・派遣、高校生の志養成事業の実施、女性医師復職支援、事業周知活動の実施、
総合医局機構運営協議会・各委員会の開催
(3)事業効果
医師の安定的な確保や医師の診療科偏在や地域偏在の解消により身近な地域において適切な医療が受けられる。
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