1 事業概要
学校施設に起因する化学物質等による児童生徒及び教
職員の健康を守るため、学校環境衛生の維持管理に必要
な対策を講じる。
(1)レジオネラ菌対策 707千円
(2)建築物環境衛生管理技術者の養成 380千円
(3)建築物環境衛生管理技術者の管理指導 92千円
(4)建築物環境衛生管理技術者の委託 20,551千円
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5 事業説明
、(1)事業内容
ア レジオネラ菌対策 707千円
県立学校の児童生徒等のレジオネラ菌感染による健康被害(肺炎)を防止するため、
レジオネラ菌が繁殖する冷却塔(クーリングタワー)の冷却水の適正な水質管理を行う。
イ 建築物環境衛生管理技術者の養成 380千円
「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」で規定されている「特定建築物」である
学校を管理する「建築物環境衛生管理技術者」を職員の中で養成する。
ウ 建築物環境衛生管理技術者の管理指導 92千円
「特定建築物」である学校等の衛生的な環境の確保を図る(対象施設:78施設)。
エ 建築物環境衛生管理技術者の委託 20,551千円
78施設のうち、建築物環境衛生管理技術者である職員を配置できない施設について、
建築物環境衛生管理技術者の配置等を委託により実施する。
(2)事業計画
ア 冷却塔(クーリングタワー)の冷却水の水質管理及びレジオネラ菌検査を行う。
イ 建築物衛生管理技術者の養成を行う。
ウ 建築物における衛生的環境の確保に関する法律に基づき、建築物衛生管理技術者が兼務している施設へ
出張し当該施設の衛生管理及び指導を行う。(1施設あたり年2回)
エ 建築物環境衛生管理技術者である県職員を配置できない施設について、建築物環境衛生管理技術者
を委託等により配置する。
(3)事業効果
ア クーリングタワーを循環する水にレジオネラ菌が発生しないように塩素消毒をすることにより、レジオネラ菌
による感染症患者の発生を未然に防ぐ。
イ 学校事務職員のうち、この技術者になることを希望した職員が建築物衛生管理技術者講習会(公益財団法人
日本建築衛生管理教育センターが実施)を受講することで、技術者を養成できる。
ウ 該当する特定建築物の衛生管理が充実される。
(4)その他
建築物環境衛生管理技術者の委託施設数増に伴う増額
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