1 事業概要
大規模改修までの中間改修として、県立高校建物の屋
上防水改修、外壁改修、設備改修、バリアフリー改修、
トイレ改修を実施し、校舎の快適性を確保する。
また、一般家庭のトイレの9割以上で洋式化が進み、
県立学校のトイレ洋式化に対する生徒や保護者等からの
関心が非常に高まっている中、普通教室のある棟におけ
るトイレの洋式化は棟ベースで34%にとどまっている。
このため、トイレ改修については、大規模改修や快適
ハイスクール施設整備の改修と並行して必要な時期に工
事を進めることにより、乾式化・洋式化などの環境改善
のスピードアップを図る。
(1)快適ハイスクール 1,453,881千円
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5 事業説明
(1)事業内容
ア 快適ハイスクール 設計、工事、トイレ改修加速設計 1,453,881千円
(2)事業計画
ア 快適ハイスクール
(ア) 雨漏り対策として、建物の屋上や外壁の防水工事を実施する。
(イ) 開かれた学校づくりのため、スロープ・階段手すりの整備及び外部出入り口の改修など
バリアフリー化を推進する。また、給水管の敷設替え、受水槽・高架水槽の交換及び図書室、
パソコン室等の空調、消火管などの設備改修を実施する。
(ウ) トイレの洋式化、ブースの取替、便器の自動洗浄化、配管替え、乾式床化などを実施する。
イ トイレ改修の加速化
トイレの改修は基本的に大規模改修等により進めていくが、実施までに時間を要するものについては、
スピードアップの観点からトイレ単独での改修を進めていく。
ウ 平成29年度
(ア) 快適ハイスクール設計 3校 5棟 (大宮中央高、越谷総合技術高、鳩ヶ谷高)
(イ) 快適ハイスクール工事 6校 8棟 (春日部東高、白岡高、深谷商業高、鷲宮高、越ヶ谷高、川口東高)
(ウ) トイレ改修の加速化 設計 31校 33棟
(3)事業効果
ア 児童・生徒の安全の確保、建物の長寿命化と維持修繕の低減
(ア) 平成28年度:設計 6校 6棟、工事 7校 7棟、緊急修繕対応 9施設
(イ) 平成27年度:設計 7校 9棟、工事 5校 7棟
(ウ) 平成26年度:設計 7校 8棟、工事 9校11棟
イ トイレ洋式化100%達成年度の前倒し
従来:平成41年度 → 加速後:平成37年度
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