1 事業の概要
県内の道路啓開計画作戦「埼玉の扇」を実行するために
必要な計画策定、体制作り、道路啓開支障箇所の改善に
ついて検討を行う。
(1)埼玉県道路啓開計画検討業務費 15,000千円
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5 事業説明
(1)事業内容
首都直下地震は今後30年以内に発生する確率が70%と切迫している。
よって本県が首都機能のバックアップ及びバックヤード機能の充実を図る必要がある。
このため、国の首都直下地震道路啓開計画「八方向作戦」と連動した県内の道路計画計画作戦「埼玉の扇」を実行
するために必要な計画策定、体制作り、道路啓開支障箇所の改善について検討を行う。
(2)事業計画
ア 調査、整理
内閣府の被害想定や県の地域防災計画等の資料をもとにして、被災リスクを想定し、緊急輸送道路ネットワーク
との重ね合わせを行い、被災リスクと道路ネットワークの関係を整理する。
イ 計画策定
国、高速道路会社、警察など関係機関との協議により、優先道路啓開路線の決定及び事前に改善すべき道路啓開
ボトルネック箇所の抽出、道路啓開実施のタイムラインを作成するなどして道路啓開計画を策定する。
(3)事業効果
本計画を策定することにより、首都直下地震の発生の際に、国、警察、市町村、災害協定業者と連携して迅速な道
路啓開を実施することが可能となり、本県が首都をバックアップする要となることにより、被害の拡大を最小限に抑
え、安心安全な県土づくりを実現することができる。
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