１ 事業の概要
平成２７年１０月に策定された「患者のための薬局ビ
ジョン」の実現を目指し、地域包括ケアシステムを支え
る機関の一つである薬局のかかりつけ機能の強化を図る
必要がある。
そこで、薬局における服薬情報の一元管理に関する普
及啓発や取組促進、経験豊富な薬剤師の在宅訪問同行研
修等を実施する。
(1)薬局のかかりつけ機能強化推進事業 4,900千円
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５ 事業説明
（１）事業内容
薬局のかかりつけ機能強化推進事業 4､900千円
ア 服薬情報の一元的把握等対策講習会の開催、他職種講習会への講師派遣
イ 経験豊富な薬剤師の在宅訪問同行による在宅訪問薬剤師育成事業
ウ 薬剤師の受診勧奨能力向上研修会
（２）事業計画
ア 残薬対策等服薬情報の一元的把握対策に関する県内薬剤師への周知、取組促進及び多職種連携講習会への
講師派遣（医師、病院薬剤師、ケアマネージー等との連携体制の整備を図る）
(ｱ)薬剤師会：4地区 講習会4回 介護関係者等：37地区 講師派遣37回
(ｲ)教材（リーフレット）作成 ： 5,000部
イ 在宅訪問実地研修による人材育成
経験豊富な薬剤師のＯＪＴ（同行訪問）により在宅医療を提供できる薬剤師を育成（４地区 １００人）
ウ 医療機関受診の必要性、医薬品対応に関する判断能力の向上を図る研修の実施（１回 １００人）
及び県薬剤師会支部ごとの伝達研修の実施
（３）事業効果
ア 服薬情報が薬局に一つにまとまるようになり、飲み合わせの確認や残薬管理など患者が安心できる薬物療
法を受けられるようになる。
イ 薬局薬剤師による訪問薬剤管理指導を受けることのできる在宅療養者が増加し、ＱＯＬの向上が図られる。
ウ 薬局、薬剤師が症状に関する相談に適切に対応する能力を養成することにより、患者に最適な薬物療法を
提供することができる。
（４）県民・民間活力、職員のマンパワー、他団体との連携状況
一般社団法人埼玉県薬剤師会との連携
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