1 事業の概要
特別養護老人ホームや住宅の窓を二重窓化することに
よって断熱化を進め、エアコンの使用を効率化し人工排
熱を削減する。また、居室内を速やかに涼しく快適にす
ることによりヒートアイランド現象への適応を図る。
(1)老人福祉施設二重窓促進補助 36,297千円
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5 事業説明
(1)事業内容
夏季の場合、住宅に入る熱の約70%が窓から侵入している。
このため、既築住宅等で比較的手軽に取り組むことのできる二重窓のリフォームは、エアコンの使用抑制と人工
排熱の削減効果が大きい。
県民の高齢化が進む中、昭和から平成の初めに建設された特別養護老人ホームは、窓の断熱対策が十分でない施
設がほとんどである。
まずは断熱効果が表れやすい施設である特別養護老人ホームでモデル的に二重窓化を進め、効果を検証する。
老人福祉施設二重窓促進補助 36,297千円
・特別養護老人ホームへの二重窓設置費補助 9,000千円 × 4施設 = 36,000千円
・事務費 297千円
(2)事業計画
平成28年度からの3年間事業を実施し、窓の断熱化工事を普及させる。
(3)事業効果
・ 二重窓の室内側の表面温度は約5℃低減する。また、エアコンを効率的に使用することによって高齢者の熱
中症を予防するとともに、人工排熱とCO2排出量の削減にもつながる。
・ 検証した効果を発信することによって、県内の特別養護老人ホームや住宅への二重窓導入の拡大につなげる。
(4)県民・民間活力、職員のマンパワー、他団体との連携状況
リフォーム工事業者などとの連携により取組を展開し、効率的なエアコンの使用を促す。
(5)その他
な し
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