1 事業の概要
自動車税は毎年5月に約240万件課税されているが、課
税月を中心に自動車税事務所への問い合わせが集中する
ため、「電話が繋がりにくい」との苦情が寄せられてい
た。また、納期限を過ぎても、50万件以上の大量の滞納
が発生している。
これらの課題を解決するため、自動車税コールセンタ
ーを設置し、県民への応答業務、滞納者への納税しょう
よう業務の一部を民間業者に委託し、県民サービスの向
上や滞納整理事務の効率化を図る。
(1)自動車税コールセンター運営事業費
82,688千円
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5 事業説明
(1)事業内容
ア 運営委託
コールセンター業務の民間企業への委託費(オペレーター、通信システム等) 79,594千円
イ 委託費以外に県が用意する費用
ビジネスダイヤル等の電話代、入退室管理、監視カメラの賃借料等 3,094千円
(2)事業計画
事業内容
・自動車税に関する応答業務 通年
・自動車税に関する納税しょうよう業務(準備業務含む) 8月〜12月
・個人事業税に関する納税しょうよう業務 10月〜11月、1月〜2月
(3)事業効果
ア コールセンターのオペレーターの対応により混雑時(5月定期課税時)の通話本数が増加。県民サービスの向上
平成27年度 24,251件
イ コールセンターによる適正な応答や納税しょうようによる納税率(現年自動車税)の向上
平成21年度 98.7%→平成26年度 99.3%
(4)県民・民間活力、職員のマンパワーの活用、他団体との連携状況
コールセンターの運営については、応答・催告業務の効率化のため委託業務としている。
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