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掲載日:2024年1月18日
「朝鮮の山」
大森郁夫/OMORIIkuo
社会福祉法人清心会 とも事業所
大森さんには今、朝鮮の風景を描くブームが訪れている。
最近は特に山や海を描いていて、パレットは緑やグレー、茶色などで埋め尽くされていた。
壮大な山々は、手前と奥では彩度に差をつけることで奥行きを持たせ、凹凸を表現しつつずっと遠くまで続いているような印象を持たせている。
空は青と白のクレヨンをあわせたグラデーションが美しい。
細部を見ると少しピンクがかっているところが効いている。
風景にオリジナリティを加えて描くことが多い大森さん。
魅力的な色彩は、彼の感性と優しさを反映しているのかもしれない。
埼玉大学教育学研究科2年 荒井 理子