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掲載日:2026年2月24日

「産声」
森 羽虫 / MORI Hamushi
医療法人大壮会 地域活動支援センター ベルベッキオ
私は彼女の作品に香りと、動きと、そして音を感じる。
「私の作品は自由に解釈してください。作品は発表した時点でみんなのもの。個々人の解釈もすべて含めて作品となるのです。」
しきりにそう語る森さんは、自由自在な筆遣いで不思議な世界観を描いている。共感覚により音を形として認識する森さんの世界は、生き物なのか植物なのか見たことのないモチーフで溢れていた。
特にこの作品はコロナ禍の自分を奮い立たせようと4年以上の歳月をかけて描かれた作品だ。そこには力強さがあり、はたまた優しさも感じられる。
彼女と同じようにじっくりと作品と対峙することで、それぞれ見えてくるものが変わるはずだ。
あなたの隣の人はこの作品に何を思ったのだろう。もしかしたら同じことかもしれないし、違う見方をしているのかもしれない。
ぜひとも誰かと話してみてほしい。彼女の世界を通して自分をさらけ出すのはとても気持ちがいいからだ。
東京家政大学 家政学部 造形表現学科 4年
小柴 未歩