今月の動きから
県人口708万人
◇平成18年11月1日現在の推計人口は、7,081,900人(男3,566,727人、女3,515,173人)で、前月に比べ3,769人(0.05%)増加した。この内訳は、自然増1,523人の増加(出生5,521人、死亡3,998人)、社会増2,246人の増加(転入29,378人、転出27,132人)であった。
◇世帯数は、2,787,175世帯となった。
常用雇用指数、賃金指数(現金給与総額)は引き続き増加、労働時間指数(総実労働時間)は引き続き減少
◇毎月勤労統計調査の平成18年9月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は259,159円、総実労働時間数は143.4時間、推計常用労働者数は1,822,284人であった。
◇常用雇用指数は、対前年同月比1.8%増加し、11か月連続増加となった。
賃金指数(現金給与総額)は、対前年同月比0.3%増加し、3か月連続増加となった。
賃金指数(定期給与)は、対前年同月比0.3%増加し、3か月連続増加となった。
賃金指数(所定内給与)は、対前年同月比、0.2%減少し、2か月ぶりの減少となった。
労働時間指数(総実労働時間)は、対前年同月比0.7%減少し、6か月連続減少となった。
労働時間指数(所定外労働時間)は、対前年同月比6.1%増加し、12か月連続増加となった。
生産、出荷指数ともに2か月ぶりに低下
◇平成18年9月の埼玉県鉱工業指数(平成17年年間補正済、季節調整済、平成12年平均=100)は、生産93.5、出荷93.7、在庫115.3、在庫率185.7で、前月(末)と比べ、生産は△2.3%、出荷も△3.7%下落し、在庫は2.0%、在庫率も7.9%と上昇した。
◇19業種別に前月と比べると、生産は化学工業、非鉄金属工業など5業種が上昇し、出荷は化学工業、プラスチック製品工業など5業種が上昇した。また、在庫は一般機械工業、金属製品工業など13業種が上昇した。
消費者物価指数(総合)、対前月比0.2%下落、対前年同月比0.3%上昇
◇平成18年10月分のさいたま市の消費者物価指数(平成17年平均=100)は総合で100.2となり、対前月比は0.2%下落し、対前年同月比は0.3%上昇した。
◇対前年比が0.2%の下落となった内訳を寄与度でみると「教養娯楽」、「食料」などが下落したことが要因となっている。
9月の勤労者世帯の消費支出は前年同月比で2.9%の増加
◇平成18年9月分のさいたま市の勤労者世帯(農林漁家世帯を除く)1世帯当たりの実収入は、506,480円であった。
◇実収入から所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は、422,526円で、実収入に占める割合は、83.4%(前年同月86.5%)であった。
◇一方、消費支出は351,768円で、前年同月に比べて2.9%増加し、実支出に占める割合は80.7%(前年同月83.5%)であった。
◇また、平均消費性向(可処分所得に占める消費支出の割合)は、83.3%で前年同月の78.9%に比べて4.4ポイント上回った。