今月の動きから
県人口707万人に
◇平成18年6月1日現在の推計人口は、7,070,683人(男3,561,881人、女3,508,802人)で、前月に比べ2,274人(0.03%)増加した。この内訳は、自然増1,317人の増加(出生5,425人、死亡4,108人)、社会増957人の増加(転入28,235人、転出27,278人)であった。
◇世帯数は、2,809,137世帯となった。
常用雇用指数は引き続き増加
賃金指数(現金給与総額)は減少に転じる
労働時間指数(総実労働時間)は減少に転じる
◇毎月勤労統計調査の平成18年4月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は259,963円、総実労働時間数は148.2時間、推計常用労働者数は1,811,225人であった。
◇常用雇用指数は、対前年同月比1.8%増加し、6か月連続増加となった。
賃金指数(現金給与総額)は、対前年同月比1.2%減少し、2か月ぶりの減少となった。
賃金指数(定期給与)は、対前年同月比1.0%減少し、4か月連続減少となった。
賃金指数(所定内給与)は、対前年同月比1.9%減少し、4か月連続減少となった。
労働時間指数(総実労働時間)は、対前年同月比1.0%減少し、3か月ぶりの減少となった。
労働時間指数(所定外労働時間)は、対前年同月比12.0%増加し、7か月連続増加となった。
生産、出荷指数ともに3か月ぶりの上昇
◇平成18年4月の埼玉県鉱工業指数(季節調整済、平成12年平均=100)は、生産94.6、出荷97.9、在庫112.2、在庫率156.0で、前月(末)と比べ、生産は3.3%、出荷も2.2%と上昇し、在庫が△3.9%、在庫率も△2.9%と低下した。
◇19業種別に前月と比べると、生産は一般機械工業、化学工業など6業種が上昇し、出荷は一般機械工業、化学工業など7業種が上昇した。また、在庫は金属製品工業、鉄鋼業など5業種が上昇した。
消費者物価指数(総合)、対前月比0.3%上昇、対前年同月比0.2%下落
◇平成18年5月分のさいたま市の消費者物価指数(平成12年平均=100)は総合で96.9となり、対前月比は0.3%上昇、対前年同月比は0.2%下落した。
◇対前月比が0.3%の上昇となった内訳を寄与度でみると「食料」、「教養娯楽」などが上昇したことが要因となっている。
4月の勤労者世帯の消費支出は前年同月比で9.5%の減少
◇平成18年4月分のさいたま市の勤労者世帯(農林漁家世帯を除く)1世帯当たりの実収入は、507,840円であった。
◇実収入から所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は、424,610円で、実収入に占める割合は83.6%(前年同月84.5%)であった。
◇一方、消費支出は397,211円で、前年同月に比べて9.5%減少し、実支出に占める割合は82.7%(前年同月83.9%)であった。
◇また、平均消費性向(可処分所得に占める消費支出の割合)は93.5%で、前年同月の96.1%に比べて2.6ポイント下回った。